知識は基本的に不可逆的です。
知りたくなかったことも、知ってしまえば忘れることはできません。
気づきたくなかったことも、気づいてしまえば見過ごすことはできません。
知らぬが仏、素晴らしいことわざです。
が、しかし、それなのに、なぜ人は知りたいと思うのでしょう?
好奇心、これが原因だと思います。
好奇心があるから、「これはどういうことなのだろう」「どうしてなんだろう」と思い、調べ、そして不可逆的なモノを得るのです。
知りたくなくても、ちょっとした好奇心から調べて後悔することもあります。
例えば淫夢ネタとかその最たるものです。
あんなものなのに、なぜか「あの語録のイントネーションってどんな感じなんだろう」って思ったり。
まぁそれはどうでもいいんです。
インターネットは罪な存在だと思います。
知ることの入り口だからです。
パンはパンでも食べられないパン、それについて考えるのはまた今度です。